DropTalk HD Free

DropTalk HD Free

【iPhone話題アプリ】DropTalk HD Freeの評価・評判、口コミ

DropTalk HD Freeは、話し言葉でのコミュニケーションを苦手とする、自閉症や言語障害を持つ方のコミュニケーションを助けるAAC(補助代替コミュニケーション)ソフトウェアです。自閉症などの発達障害をもつ方々のコミュニケーションには、シンボルなどの視覚情報を用いる事や、シンボルと音声を合わせて表出できるVOCAと呼ばれる機器を使用することが有効です。DropTalkは、多彩な機能を提供するVOCAアプリです。

DropTalkには、700を超えるシンボルがあらかじめ組み込まれています。シンボルには、親しみやすいイラストと日本語音声が付いています。これらは、Droplet Projectが開発した絵記号ライブラリ「Drops」に基づくものです。Dropsは、コミュニケーションシンボルのスタンダードの地位を確立しています。

シンボルは、キャンバスと呼ばれる画面に配置して使います。キャンバスには、他者とのコミュニケーションを目的としたコミュニケーションキャンバスと、作業項目を列挙するスケジュールキャンバスの、2種類から選択することができます。

コミュニケーションキャンバスは、シンボルを格子状に配置するキャンバスです。シンボルをタップすると音声が再生されて、他者とのコミュニケーションを助けることができます。1つのキャンバスには複数のページを追加することができ、フリックで切り替えながら操作できます。キャンバスの編集は、ドラッグ・アンド・ドロップで行と列を入れ替えるなど、直感的な操作で行うことができます。複数のシンボルをまとめて再生することのできる、文章モードも用意されています。

スケジュールキャンバスでは、ある作業の手順を項目ごとに列挙することができます。項目にはチェックボックスがあるので、完了したものをチェックしながら進めることができます。それぞれの項目に、時刻および作業時間を設定することができます。作業時間を設定した場合、それをタイマーとして動かすことができます。

シンボルは、あらかじめ用意されたもの以外にも、自分で追加することができます。カメラを使って写真を取り込んだり、フォトアルバムから画像を読み込むことができます。再生する音声は、マイクから録音する他に、ミュージックに含まれる音楽の再生や、入力したテキストの読み上げを利用することができます。

作成したキャンバスは、配布して共有することができます。配布の手段として、Air Drop、メール、メッセージを使うことができます。キャンバスファイルをWebサーバ上に置いて、Safariからインストールすることもできます。また、iCloud Driveに対応しており、キャンバスとシンボルを複数のデバイスで同期することもできます。

肢体が不自由な方でも操作できるようなサポートも実装しています。iOSに特有のスクロール時にバウンスする挙動をオフにすることができます。シンボルの読み上げを、画面に指が触った時にするか、指が離れた時にするかを選択することができます。スイッチインタフェースに対応しており、多くの機能をスイッチのみで操作することができます。MFiコントローラに対応しているので、ゲームコントローラなどで操作することができます。

DropTalk HD Freeはユニバーサルアプリとなりました。iPhone、iPad、iPod touchで使うことができます。Free版は、キャンバスが1枚しか作成できない、キャンバスにページが1つしか作成できない、などの制限があります。制限を解除するには、アプリ内からアップグレードを行ってください。

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DropTalk HD Freeのレビューや評価・評判、口コミまとめ

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